■清河八郎銅像
この銅像は、昭和18年に鶴岡市出身の彫刻家・小林誠義氏が石膏として製作したものを銅像に鋳金し、昭和42年に清河神社大鳥居側に建立されました。この像は、清河八郎が京都壬生新徳寺で、浪士組234名を前にして尊皇攘夷の大義を説く英姿です。
●小林誠義氏製作石膏
■清河八郎像【藤本鉄石筆】
のちに天誅組総裁となる
藤本鉄石(ふじもと てっせき)
は、東北巡遊の際、弘化3年(1846年)に清河八郎の生家・斎藤家に滞在しました。少年八郎は藤本の影響を受け、旅立ちを決意します。
文久2年(1862年)、二人は京都で再会を果たします。この八郎像は、その時期に藤本が描いた、八郎33歳の坐像です。
■ 開館時間/午前10時〜午後5時
■ 休館日/月曜日(祝日の場合は翌日)・冬季(12月〜2月)
■ 入館料/大人500円・高校生300円・中学生200円・小学生以下無料
団体10名以上1割引
■ 交通/JR陸羽西線清川駅下車 徒歩10分
●お問合せ先/
山形県東田川郡庄内町清川字上川原37 TEL・FAX 0234-57-2104
mail
spcp4yb9@pearl.ocn.ne.jp
「清河八郎記念館」は明治維新の魁である清河八郎の百年記念事業の一つとして、昭和37年に建設されました。その遺品及び明治維新資料は百数十点が保管され、その一部は常時展示している。その中で山形県文化財として指定されているものは51点。
荘内戊辰の役清川口古戦場御殿林を背景に、清河神社境内に建立されています。
■ 主な展示物・保管物
●清河八郎の書簡・遺品等の展示
・・・・・・山形県指定文化財及び町指定文化財多数
●清河八郎の日記類の展示
・・・・・・西遊草・旦起私乗・私乗後編
当時、浪士組に参加した志士の名簿も展示しております。(近藤勇、土方歳三、沖田総司、芹沢鴨ら、のちの新撰組の面々など)
●清河八郎の手紙類の展示
・・・・・・父親への手紙・母親への手紙
●お蓮の手紙
・・・・・・お蓮、獄中からの手紙
●新撰組と新徴組の共通点・相違点
・・・・・・浪士組からの分裂
●清川合戦戊辰の役
・・・・・・庄内藩と薩長軍・西郷隆盛の恩情
【勤皇志士自筆書】
清河八郎と親交のあった全国の志士に関する歴史資料7件8点。
写真は勤皇志士寄書屏風。
【北辰一刀流兵法免許】
嘉永4年(1851年)2月、八郎は当時江戸三大道場の一つだった千葉周作の北辰一刀流玄武館に入門します。万延元年(1860年)8月24日、31歳で「北辰一刀流兵法免許(左写真)」を受けます。
■ 清河神社
「清河神社」
は、八郎没後70年にあたる昭和8年、文武両道の神として、清河八郎を奉り創建されました。大正15年9月に内務省より神社創設の許可を得て、全国有志の援助により創建されました。
毎年 5月5日(こどもの日)には例大祭が盛大に執り行われ、同日に清河八郎顕彰剣道大会が清川小学校体育館にて開催されてます。
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